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製品一覧 赤 vin rouge

Domaine Hase Pino Fan rouge  Z

 自社で最もポテンシャルの高い畠のピノ・ノワール(5つのクローン)と、別の自社区画にあるツヴァイゲルトレーベ、シラー、ガメイ他とMBAのワインを加えた、ピノ・ノワール主体のワインです。環境(野生酵母など)への影響を考慮して化学農薬や除草剤は一切使用せずぶどうを栽培しています。

2024年は、7月までの記録的酷暑から一転、8月以降の連続降雨と日照不足でぶどうの生育は失速し、全体的に熟度が不足した年です。また、病害虫の発生も多く、選果に多くの時間を費やした結果、最終的に2/3の量までワインは減少しました。それでもこのワインは、できるだけ熟した状態のぶどうを仕込むため、何回にも分けて収穫しました。さらに、病果だけでなく未熟果を徹底してはぶき、細心の注意を払い仕込みをしています。

Pino fan rouge は、ピュアでエレガントな酒質を目指すため、ぶどうを除梗しています。それらを数日のコールド・マセラシオンを経て自然発酵~プレス後、樽に移動し発酵を継続して熟成しています(約1年)。2024年はベリー系主体の、華やかでエレガントな香りこそ健在ですが、全体的に線が細いキュヴェになりました。そのため、骨格を付加することを目的とし、「暑く乾いた年」で熟した2023年のMBA他の「全房仕込みのキュヴェ」を1樽、量としては全体の1/4を最終的にアッサンブラージュし、無濾過無清澄で瓶詰しています(ワインの「Z」は、MBAの生みの親 川上善兵衛からとっています)。

チャーミングで決して強い酒質ではありませんが、全体的に酸が高くメリハリがあります。そこに、熟成した2023のキュヴェが凝縮感を補っており、今後瓶内熟成を経てまとまり、さらに香り高く、重心もしっかりとあるワインに昇華する可能性があります。イチゴ、カシス、梅やチェリーの香りが立ち昇りますが、時間の経過とともにすみれやプラムなどの香りが主体でチョコレート、ハーブ、紅茶、ミネラルのニュアンスも感じられます。さらに熟成でピノ・ノワールの香りが支配的になり果実味とともに複雑で官能的な香りを楽しめます。厳しい年ながら、長期熟成にも耐えうる品質にまとまったと感じております。

〇流通を考慮し、瓶詰時にのみ、少量の亜硫酸(13ppm)を添加しております。

製品詳細

  • オープンプライス
  • 内容量:750 ml  
  • アルコール分:11%  

    (生産本数1202本)