このワインは、ワイナリーがある福井原に、私たちと同じタイミングで畑を開いた、若き栽培家、吉澤氏の契約葡萄(シャルドネ)をメインに、自社のマスカット・ベーリーA、ピノ・ノワ―ルを混醸(自然醗酵、無濾過無清澄)したワインです。
2019年は、2018年とは違い、9月の晴天とメリハリのある天候が続いたことから、収穫期の雨天にも関わらず、ぶどうは酸を残したまま完熟し凝縮感や厚みも感じられます。そのため、今回のロゼは、シャルドネの良さを活かすためMBA他の比率を下げています。
香りは、イチゴ、ヨーグルト、アセロラ、さくらんぼ、綿あめ、白桃、グレープフルーツのニュアンスがあり、ミネラルを感じるワインです。2018年のドライなニュアンスと比較して、果実味や厚みを感じられ、ワイン単体としての充実度が増しており、さまざまな食事と合わせて頂けます。特に、シャルドネの充実感とMBAの甘い香りで果実味を感じられ、みりん系や甘いタレを使った和食にも合います。このワインは、さらに半年以上の瓶熟成をかけることで中盤の厚みが増し複雑さが出てくると予想しています。流通や仕上がりを考慮し、瓶詰め時、亜硫酸を極少量(15ppm)使用しています。
製品詳細
- Release Year:2020年
- Types:ロゼ/テーブルワイン
- Grapes:シャルドネ、マスカット・ベーリーA、ピノ・ノワール
- Series:FUKUIHARA
- Lot:2067本
- Price:¥2,178(税込参考価格)
- Alc%:11%
※高山村福井原産ぶどう100%