このワインは、福井原産の契約栽培の2024年産ピノ・グリ、シャルドネと自社栽培のドイツ系品種(リースリング、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミナール、ソーヴィニヨン・ブラン、グリほか)を500ℓの大樽(タランソー)と228ℓ樽(タランソーとナダリエ)の樽のみで熟成したワインです。
2024年は、7月までの記録的酷暑から一転、8月以降の連続降雨と日照不足でぶどうの生育は失速し、全体的に熟度が不足した年です。また、病害虫の発生も多く、選果により多くの時間を費やした結果、収量も例年の2/3、区画によっては半分まで落ちました。全体的に酸は高く、線の細い、非常に厳しいヴィンテージとなりました。 そのため、過去ヴィンテージでは主体となっているシャルドネよりも、糖度と熟度が高い遅づみピノ・グリを主体にしました。さらに自社葡萄のドイツ系品種もできるだけ遅づみで収穫しました(貴腐交じり)。また、全体をまとめ、厚みを付加する目的で今回は、すべて樽で熟成しています。
これらの収穫したブドウを除梗破砕し、1日スキンコンタクトをしたのち、ステンレスタンクで自然発酵を開始(自社の遅摘みぶどうはホールバンチでプレス)。その後大樽と子樽へ移し、発酵を継続し樽のみで約8カ月間熟成しています。
瓶詰から間もないため、中盤の厚みや香りが落ちているため、ワインの骨格となるニュアンス(高い酸、樽香、アルコール分など)が目立ちますが、数カ月の瓶内熟成を経てまとまり、さまざまな香りが出てきます。特に、メインの品種をピノ・グリにしたこと、かつ樽を使用したことで、TOPにトロピカル・フルーツやナッツのニュアンスも感じとれます。輝く黄金色のワインで、パイナップル、マンゴ、レモン、和の柑橘(はっさく)やグレープフルーツ、かりん、黄桃、しょうが、ヘーゼルナッツ、レモングラスなどのさまざまな香りと、ミネラルのニュアンスを含んでいます。リリース直後の荒々しい酸も、瓶熟成後は貴腐や中盤の香りに取り込まれ、丸みを帯びた高い酸へニュアンスを変えると予想しています。
和食全般などさまざまな料理に合わせて頂けると考えています。
仕上がりや流通を考慮し、瓶詰時に亜硫酸を15ppm使用しております。
※飲み頃 2026年春以降推奨
製品詳細
- Release Year:[2025.12]
- Type:[白]
- Grapes:[ピノ・グリ、シャルドネ、リースリング、ケルナー、ゲヴェルツトラミネール、ソーヴィニヨン・ブラン他]
- Series:[FUKUIHARA blanc]
- Lot: [2,100]
- Price:オープン価格
- Alc%:11.0%
- 750ml
※高山村福井原産ぶどう100%

















