このワインは、2023年産のカベルネ・フラン(45%)、マスカット・ベーリーA(25%)と2022年産のシャルドネ・キュヴェ(30%)をアッサンブラージュしたワインです。全体の70%を赤ワイン専用品種が占めていますが、皮からの抽出を抑え、シャルドネを加えたワインは白ワインに近い、淡いロゼ色をしています。
赤品種のカベルネ・フランならびにマスカット・ベーリーAは軽いマセラシオンの後、プレスし果汁を自然発酵~自然乳酸発酵を経ています。その後、2022年産のシャルドネ(陰干しぶどうで醸造)を使用した厚みのあるキュヴェを加え瓶詰、約9カ月の瓶内熟成を加えリリースしました。
2023年は7月~9月までの記録的な酷暑とほとんど雨が降らなかった影響もあり、ぶどうは熟した状態で収穫をすることができました。特に赤品種は充実し、糖と酸のバランスがとれたワインとなりました(収穫時糖度21~22度)。そこに、2022年産のキュヴェをアッサンブラージュすることにより、ワイン全体の厚みとヴォリューム感が増しています。
香りのTOPには熟したイチゴ、アセロラ、ピンクグレープフルーツ、白桃、ハーブなどの香りに、ヨーグルト、ミネラルのニュアンスもあります。果実味とヴォリューム感もありますが、瓶内熟成を経て出汁のような旨味が広がり、全体的にまとまってきています。発酵由来のプチプチとした泡が舌に感じて頂けますので食前酒から食中酒として、また、甘味やヴォリューム感もあるためさまざま食事(おせち料理にも!)と合わせて頂けると思います。仕上がりや流通を考慮し、瓶詰時に亜硫酸を15ppm使用しております。
※発酵完了および瓶詰時に残糖がありましたが、個体によっては残糖が全て発酵ガスに変化している場合もあります。
※製品は王冠で封をしたスパークリング・ワインの瓶となります。
★召し上がって頂く前には冷蔵庫などで十分に冷やし、オリが沈殿してから、注意して開栓してください。
製品詳細
- Release Year:[2024.12]
- Type:[ロゼ]
- Grapes:[カベルネ・フラン(45%)、シャルドネ(30%)、マスカット・ベーリーA(25%)]※マスカット・ベーリーAは自社栽培ぶどう、他は吉澤信氏の契約栽培ぶどう
- Series:[HIKARU FARM]
- Lot: [1,230]
- Price:オープン価格
- Alc%:11.5%
- 750ml